こんにちは。
システム系学科で国家試験対策やシステム開発などを担当している教員です。
今回ご紹介するシステム系学科の取り組みは、企業連携の一つである
「JICAボランティアを支援するいわての会」 向けホームページ制作です。
JICAボランティアを支援するいわての会は、
青年海外協力隊等のJICAボランティアを幅広く支援・応援する団体です。
JICAボランティアを支援するいわての会 facebookページ
来年2017年1月には団体設立から1周年になるということもあり、
今後さらに多くの方にJICAボランティアを支援するいわての会を広く知ってもらいたい、
会員になっていただきたいという想いから、ホームページを立ち上げたいとお考えになったそうです。
そしてこの度、市町村のいわて国体ホームページ制作実績等、数多くの制作実績がある本校に
制作依頼がまいりました。
WEBネットワーク科 2年生が、ホームページ制作を担当します。
先日、JICAボランティアを支援するいわての会 事務局長との打ち合わせを行いました。
資格、検定の授業や専門技術を学ぶ授業では得ることが難しい、実践的な経験を
こういった企業連携で得ることができます。
私たち教員がこういった活動を通して学生たちに気付いてほしいことは、
ホームページ制作やシステム開発、ゲーム開発もお客様あっての仕事であるということです。
「学生自身が作りたいものを作るのではなく、誰かに必要とされているものを作る」
これは、当たり前のような話ですが、本当にそういった考え方を身に付けてもらうのは簡単ではないと、日々感じています。
業界、分野、技術、職業への興味から専門学校へ進学されてきた場合、
どうしても「好きや憧れ」が先行してしまいます。
専門学校で学ぶきっかけや努力するモチベーションには非常に大事なことです。
しかし、実際に現場で働くことを意識し学ぶ場所が専門学校だと考えています。
企業や自治体の方々と打ち合わせさせていただくところから、そういった「お客様がいての仕事」
「誰かに使ってもらうために作る」という意識を高めることができます。
本校の多くの学科は、文部科学省より、「職業実践専門課程」の認定を受けております。
この度、ホームページ制作を担当する学生が所属しているWEBネットワーク科も平成26年3月31日に認定を受けました。
職業実践専門課程とは、
専修学校の専門課程であって、職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成することを
目的として専攻分野における実務に関する知識、技術及び技能について組織的な教育を
行っていることを文部科学大臣が認定した学科を指します。
「企業等と連携して、実習、実技、実験又は演習の授業を行っていること」とある通り、
本校の数々の企業や自治体との連携実績が認められています。
今後もブログやオープンキャンパスを通じて、実践的な企業連携の活動をお伝えしていきたいと思います。
JICAボランティアを支援するいわての会向けホームぺ―ジは、9月末までに制作完了し、
来年2017年1月公開を予定です!
それではまたお待ちしております!